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青空の下で

02/22<tue>

先日18日の正午すぎ、実家の母から電話が入りました。

祖母がたった今、亡くなったと。

頭が真っ白なまま、急いで荷造りをしてダンナと坊ちゃんと
一緒に夕方の新幹線に飛び乗りました。

悲しいという気持ちがわかなかった。実感がわかなかった。

午後10時半に実家に着き、仏間で静かに眠っている祖母に
対面しました。本当にただ眠っているようでした。
だから、やっぱり悲しい気持ちにならなかった。

その日の朝、祖母は施設でいつものように起床し、いつもの
ように朝ご飯を食べ、いつものように介護士さんとお話をし
て、午前11時頃に自室のベッドで昼寝をしていたそうです。

様子を見にきた介護士さんが祖母の異変に気付きました。
すぐに医師が呼ばれ、心肺蘇生を施しました。心拍は戻った
けれど、呼吸が戻りませんでした。

両親が施設に到着し、ほどなくして祖母の心拍は弱くなって
いき、息を引きとったそうです。
急性心筋梗塞とのことでした。

祖母の遺影は家族全員一致で決まりました。
それは、5年半前に祖父が亡くなった時に選んだ写真です。
祖父に肩を抱かれ、嬉しそうに微笑んでいるものです。

2人とも本当にいい笑顔だからね。これでやっと一対の写真
だね・・・って。

翌日に通夜、その翌日に葬式が営まれました。
両日ともに快晴でした。
通夜の朝、私は祖母の髪を撫で、いつも会った時にしていた
ようにほっぺにキスをして、自分なりのお別れをしました。

通夜のときも私は悲しくなりませんでした。棺のなかで眠っ
ているようにしか思えなかったから・・・。

出棺の前、家族や親戚と眠っている祖母の周りにたくさんの
花を供えました。そこで初めて私は、祖母との今生の別れに
気づかされました。

大好きで大好きで大好きで大好きでたまらないおばあちゃん
の顔をもう2度と見ることができないと思うと、自分の感情
を抑えることができなくて泣きじゃくってしまいました。

火葬炉に入れられていく棺を見つめて、もう一度顔を見させ
てほしいと思ったら、また涙が止まらなくなりました。

祖父母は本当に仲の良い夫婦でした。
祖父が入院先で危篤状態になった時、家にいた祖母と母は急
いでタクシーで病院に向かいました。
もう意識はない祖父の手を祖母が握ると、ふっと脈が止まっ
たそうです。
まるで祖母の到着を待っていたかのように・・・。

天国で2人がちゃんと再会できて、また仲良く一緒に暮らす
ことを願ってやみません。

若いころの祖母は、往年の大女優・淡島千景にそっくりな、
とびっきりの美人さんでした。

「『奥さん、誰かによう似ちょんよう似ちょんち思っちょっ
たら、淡島千景とそっくりやわあ』っち、よく言われよった
んで」
と、嬉しそうによく話してくれました。

祖母の亡くなる2日前に淡島千景さんも亡くなられました。
家族みんな、私と同じ何かを感じていました。
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No title

もらい泣きしてしまって、コメントするのを躊躇ってしまいました。
もものあきさんのお気持ち、よくわかります。
ですが、お祖母さまはお祖父さまと再会をされて、これからも幸せに暮らされると思いますよ。
今頃、ひ孫の坊ちゃんの話をされているかも。

お寂しいと思いますが、どうか元気を出してくださいね。

>Ms.れでぃ さん

こんばんは。心のこもったコメントをありがとうございます。
ぶじ初七日の法要をすませ、関西に戻って来ました。
祖父の時もそうでしたが、いつも一緒に暮らしているわけでは
なかったので、九州に帰省すればまた会えるような気がして
なりません。
ときどき夢に出てきてくれるでしょうから、寂しくないかなって。
夢って本当に便利ですよね。
一番会いたいころの祖父母に会えるんですから!
天国で2人がちゃんと出会えるように、祖母が道を間違えない
ように!母はお祈りを欠かさないと言っていました。

No title

ブログを読み、涙がなかなか止まりませんでした。
大切な人との別れは、本当に辛いですよね。

寂しくて寂しくてどうしようもない瞬間が幾度となく訪れると思いますが、
時間が経つにつれて、そんな気持ちが少しずつ少しずづ、
さらなる感謝の気持ちへと変わっていくんだと、私は信じています。

お祖母様、今からきっと忙しいですよ!
お祖父様にあって、もものあきさんや、坊ちゃんのことを
沢山沢山お話しないといけませんもの。

私の話で恐縮ですが、祖母が亡くなってから、
3ヶ月経った頃に、ベランダから空を見ていると、
急に頭にふっと祖父母の顔が浮かんだんです。
その瞬間、祖母は祖父と会ったんだなって確信したんです。

お祖母様のご冥福を心よりお祈りしています。
まだまだ悲しみはつきないと思いますが、
少しずつ元気になっていって下さいね。

>キャラメル1101さん

おはようございます。心のこもった温かいコメントをありがとう
ございました。

私の本当に身近な(一緒に暮らしていた)ひとが亡くなったのは
祖父が最初でした。
だから、そのときに人生の悲しみの半分は使い果たしたんではな
いかと思っていました。というか、免疫がなかったんですよね。

でも両親以上にスキンシップの多かった祖母との別れもやっぱり
堪えました。共働きの両親にかわり、私が生まれたころから育て
てくれましたから。

> 寂しくて寂しくてどうしようもない瞬間が幾度となく訪れると
 思いますが、時間が経つにつれて、そんな気持ちが少しずつ少
 しずづ、さらなる感謝の気持ちへと変わっていくんだと、私は
 信じています。

私もそう思います!祖父母ともに、両親と同様、これまでの私の
人生においてものすごい存在感と影響力を持っていました。
いまの私があるのもこの2人のおかげだと思っています。
日々感謝のこころを忘れてはならないですよね!
                                     
> お祖母様、今からきっと忙しいですよ!
> お祖父様にあって、もものあきさんや、坊ちゃんのことを
> 沢山沢山お話しないといけませんもの。

ですね♪まあ、祖父のことですから、祖母が話しても
「全部見ちょったよ、知っちょん」とか言ってそう(笑)

> 私の話で恐縮ですが、祖母が亡くなってから、
> 3ヶ月経った頃に、ベランダから空を見ていると、
> 急に頭にふっと祖父母の顔が浮かんだんです。
> その瞬間、祖母は祖父と会ったんだなって確信したんです。

似た経験があります。またブログに書くので読んで下さいね!
プロフィール

もものあき

Author:もものあき
関西在住のねこ好き人。
2011年4月15日生まれ
の坊ちゃんと、2013年
2月19日生まれの2人
の嬢ちゃん、2匹の猫
との共同生活が新たに
始まりました。
日常のふとしたできごと
を綴っていきたいと
思います。

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